ツルノヒトコエ 第三声@神田連雀亭27

11月20日は連雀亭にて、林家つる子さんの勉強会に初突入。


個人的にこれまで、つる子さんの高座はあまり聴いていない。

3分間落語の大会(NHKラジオ)、夏に行った浅草演芸ホール、

そして連雀亭での「柳YAHと林YAH」の三高座のみ。

あとは、笑点の若手大喜利(座布団運びだけど回答もして最後に笑いをとった)

を観たぐらいか。


独特の空気感で笑わせてくれる、妙に気になる人。


何よりあのパっと花が咲いたような笑顔は相当威力があると思う。


冒頭のトークも明るく元気。


番組は、

「子ほめ」


「企業手品」(新作)


お仲入り


「時そば」


今では前座噺という位置づけらしい「子ほめ」。

つる子さん的にも二ツ目になって初めて演るんだとか。

みっちりくすぐりが詰まった「子ほめ」だった。

あのごりごりくる感じ満点で大いに楽しめた。


新作「企業手品」。この人の新作は浅草以来。もの凄い噺だった。

ご自分で創作しているのだと思うけど、ただただ感心。

なんだあのイリュージョン。

普通のサラリーマンの先輩後輩だと思っていたら、

超能力顔負けの手品合戦、

いや手品大戦が繰り広げられる。

こういうぶっとんだ噺、

嫌いじゃないですむしろ大好きです。


時そばは、スタンダードなものだったが

しっかりつる子出汁が出ててやはり楽しめた。


とにかく、スベろうが何しようが動じないで

子供っぽい見た目とは裏腹に、強力なブルドーザーみたいなパワーでもって

客をぐいぐいひっぱっていく。


それでいて可愛い。

いや、「さゆりー」。

花いちさんの「かわいい指南」より)



アンケート、書くものがなくて書けなかったが、

とてもマジメな印象も受けた噺家さんだったので、

せっかくのアンケート、家で書いたのでどこかで渡せたらと思う。

落語と

連日、寄席、落語会、ホール落語に出かけて行きたいです。 その記録です。